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森博嗣 小説家という職業

森博嗣がどうして小説家になって、どのように計算して作品を出してきたのか。
具体的な部数や売上を公表した本として話題になったな。妻が分娩台に乗ってから、腰を摩るまで時間はあるし、集中して本は読めないし、そうだ森博嗣の新書を読もう! となった。ちょうど読み終えるタイミングで第一子が誕生。父になる日が来るとは。とりあえず思いだけでは小説は書かれないし、一手でも動かせという話し。時間を守れや、信頼を崩さないは昔から何度も書かれてきたが、今になって響く言葉だ。

小説家という職業 (集英社新書)

小説家という職業 (集英社新書)

ドン・ウィンズロウ ストリート・キッズ

1976年5月。8月の民主党全国大会で副大統領候補になる上院議員から、娘を探してほしいと依頼が入った。片手のないプロに探偵業を叩き込まれたニールは、ロンドンでの目撃情報を頼りに夜の世界を捜索するが……。
ニューヨーク! あぁ、ニューヨーク! いつかニューヨークに行ったときは、これを読もうと初読から思い続けて15年? えっ、嘘。そんなに? というぐらい好きで愛して何度も読み返してきた作品である(舞台の多くはイギリスなんだけどね)。探偵のハウトゥから、ボーイ・ミーツ・ガール、憎たらしい台詞に、どの舞台も合わせ技になって素晴らしい。

ストリート・キッズ (創元推理文庫)

ストリート・キッズ (創元推理文庫)

三上延 ビブリア古書堂の事件手帖4 栞子さんと二つの顔

鎌倉で静かに店を開くビブリア古書堂。本狂いの店主と、読書に抵抗感のある俺は、今日もお客から奇妙な依頼を受ける。亡くなった男性には、家族に知らされなかった愛人がいた。彼女に残されたのは江戸川乱歩のコレクションと、特別に作られた金庫。その中には驚くべき何かが保管されているというが……。
栞子vs.母と二大書狂が激突。ここまで酷くはないけど、語れる情熱を持っている姿には共感と大変な憧れを感じる。連作短編かと思いきや、江戸川乱歩に相応しいボリューミーな長編だった。乱歩は代表作だけでも読んでおきたいなあ。