2008-02-03から1日間の記事一覧

マイケル・スレイド メフィストの牢獄

逃げられない拷問の果てに殺されてしまった男と、拉致された男。カナダとアメリカで発生した事件の共通点は苗字がキャンベルであることだった。巨石信仰の謎を解くため、歴史上に存在した”秘宝”を追うメフィストは、ついにカナダ騎馬警察RCMPの隊員までを誘…

マイケル・スレイド 斬首人の復讐

最後まで温存されていたアクション・シーンは迫力がありすぎるマイケル・スレイド『斬首人の復讐』。アメリカ大陸原住民と、白人との対立が臨界点に達しようとする中、雪山で見つかった首無し死体。さらに、その首をカナダ騎馬警察に送るという挑発に、ディ…

マイケル・スレイド 暗黒大陸の悪霊

マイケル・スレイド『暗黒大陸の悪霊』を再読。シリーズ中で『ヘッド・ハンター』と並んで薦めたい1作で、しかし通して読まないと面白さは伝わらない。フィニッシング・ストローク(最終行の一撃)で話題になり、どうすれば効果的にできるか? をよく表した…

マイケル・スレイド 髑髏島の惨劇

マイケル・スレイド『髑髏島の惨劇』を再読。『カットスロート』事件の悲劇から5年。故郷に帰っていたジンク・チャンドラーは、カナダ沖の孤島で開かれるミステリ作家たちのパーティーへ行くが、再び死の淵まで追いやられる! 一方、本土では『ヘッド・ハン…

マイケル・スレイド カットスロート

『グール』事件のジンク・チャンドラーと、『ヘッド・ハンター』事件のロバート・ディクラークが協力し、スペシャルXが設立するシリーズ3作目『カットスロート』。プロローグ3部作ともいえるシリーズ中での区切りになっていて(この5年後が『髑髏島の惨劇』…

マイケル・スレイド ヘッド・ハンター

4→5→2作目と読んできて、実際のデビュー作となった『ヘッド・ハンター』を読む。トリックとして一番成功したかもしれないけど、ちょっとまて。6作目の続編『斬首人の復讐』はどうなるの? 4,5作目でも……あれぇ? となる(××なトリックかもしれないけど、少な…

マイケル・スレイド グール

ロンドンを騒がす下水道殺人鬼、吸血殺人鬼、そして爆殺魔ジャック。女警視正ヒラリー・ランドは退任までの数日で犯人を見つけなければならないが……。また麻薬取引を追うカナダ騎馬警察警部補ジンク・チャンドラーはロックバンド”グール”を追い、アメリカ、…