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池上彰 知らないと恥をかく世界の大問題

民主党政権・リーマンショック・震災を目前とした2009年。池上彰が世界のニュースをわかりやすく解説する「知らないと恥をかく世界の大問題」シリーズ刊行開始。 どうして再読したのか我ながらまったくもって謎。 知らないと恥をかく世界の大問題 (角川SSC新…

森博嗣 私たちは生きているのか? Are We Under the Biofeedback?

フランスの展示会から脱走したウォーカロンたちが潜んでいるといわれる、アフリカ南端のコミューン「富の谷」。調査のために訪問したハギリら一行は、地下都市で新しい生命のあり方を体験する。 森博嗣のWシリーズ全10巻、5巻はアフリカ編。いうなれば「モリ…

藤原辰史 給食の歴史

多くの人が幼少期のいっとき、毎日のように口にしてきた給食。楽しみにしていた人も、嫌いだった人もいたはず。その給食とは何だったのか? 貧困、災害、運動、教育、世界という切り口から給食の歴史を解き明かす。 給食の思い出はどっちもあるけど、叶うな…

森博嗣 デボラ、眠っているのか? Deborah, Are You Sleeping?

スーパーコンピュータと同時に、生殖可能な一族がフランスの修道院にいることがわかった。調査に入ったヴォッシュ博士は日本からハギリを呼び寄せた。同時にナクチュの頭脳が再起動。新たなトランスファの存在が明らかになった……。 森博嗣のWシリーズ全10巻…

ジョー・イデ IQ

仲間は敬意を表して彼のことを“IQ”と呼ぶ。探偵・黒人青年アイゼイアは、元ギャングの金持ちドッドソンから、仕事を請け負うことになった。大物ラッパーを狙う殺し屋をさがすのだが、なんと凶器は巨大な犬! それなら人ではなく、犬を追うことにした“IQ”とド…

小原健右 大鐘良一 若田光一 日本人のリーダーシップ ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験II

日本の宇宙開発を行うJAXAにとって、国際宇宙ステーションの長期滞在者を出すこと、その先にある「船長」、世界を率いるリーダーを作ることは悲願だった。どうして技術者出身の若田光一がアメリカ、ロシアを抑えて船長になれたのか。その資質に迫るドキュメ…

佐藤亮子 「灘→東大理III」の3兄弟を育てた母の秀才の育て方

佐藤ママが実践してきたことを完全公開。「“ちょっと待ってね”はNGワード」「宿題は何があっても必ず100%埋める」「基本に戻ることを恐れない」など、生活と勉強について、お母さんができることとは? 読みながら各所で「すごっ」の一言。合理&合理&ゴリラの…

森博嗣 風は青海を渡るのか? The Wind Across Qinghai Lake?

チベット・ナクチュ特区にある聖地。神殿の地下、そこに眠っているもの。丘にある目覚めない遺跡。ウォーカロンメーカとの交渉を経て、ハギリはまた一歩、ヒトの意味を思考するが……。 森博嗣のWシリーズ全10巻、3巻はチベット編その2。森博嗣の書く宗教創造…

東野圭吾 沈黙のパレード

街の人気娘が行方不明になってから、ほとんどの住人が諦めていた。しかし数年が経過し、遺体となって発見された少女は、かつて最重要容疑者として捜査された男の家だった。その後、男は証拠不十分で釈放される。街の誰もが拳を振り下ろせない中、男は遺族の…

森博嗣 魔法の色を知っているか? What Color is the Magic?

研究者のハギリは人口生体技術のシンポジウムに出席するため、チベットを訪れた。そこでは今でも子どもが生まれていた。生殖による人口増加が止まってしまった今、どうして子どもが存在するのか? 森博嗣のWシリーズ全10巻、2冊目でチベット編1。どんどん機…

新村芳人 嗅覚はどう進化してきたか 生き物たちの匂い世界

視覚、聴覚に比べて謎の残る嗅覚。400種類ほどの嗅覚受容体でどうしてこれだけの香りを判別できるのか。受容体の少ないイルカと、多いゾウの違いはどこにあるのか? 生物の進化と合わせて、科学者たちがたどり着いた嗅覚の現状とは。 久しぶりの岩波科学ライ…

平山夢明、他 瞬殺怪談 斬

1分以内で読める過去最恐怪談162話。平山夢明、我妻俊樹、伊計翼、宇津呂鹿太郎、小田イ輔、黒木あるじ、黒史郎、小原猛、神薫、つくね乱蔵、丸山政也の11名による共作。 トップスピードでビビらせにくる怪談界のF1こと瞬殺怪談ですが、今回も大変満足。たっ…

渡辺昌宏 香りと歴史 7つの物語

歴史に登場した香りの数々。シバの女王と乳香、楊貴妃が愛した竜脳、信長が所望した蘭奢待……。歴史を左右してきた、香りのその魅力とは。 香り関係の本が岩波ジュニア新書と岩波科学ライブラリーから同時期に出たので、続けて読んでしまった。歴史好事家が香…

池上彰 はじめてのサイエンス

疑うところから始まる科学を、「物理」「医学」「地学」など6科目にわけて、その歴史とともに池上彰がわかりやすく解説する。 『おとなの教養』の続編。池上彰の本はもちろんいい本なんだけど、これにしても、他の著者の口当たりのいい本はあくまでも入門書…

飛浩隆 零號琴

遠い未来。特種楽器技芸士トロムボノクと相棒シェリュバンが依頼を受けて到着した惑星“美縟”。残された巨大楽器“美玉鐘”で作られた首都“磐記”では、全住民によって假面劇が演じられようとしていた。そこで奏でられる秘曲“零號琴”とは。 無料で遊べるスマホゲ…

中山市朗 怪談狩り 四季異聞録

怪異蒐集家・中山市朗の怪談集。四季折々に潜む恐怖を収録。 ちょっとした合間にKindleで怪談を読むのが好き。シリーズ安定の1作。怪談を読みたい人はこの『怪談狩り』シリーズからどうぞ。 怪談狩り 四季異聞録 (角川ホラー文庫)作者: 中山市朗出版社/メー…

アンデシュ・ルースルンド ステファン・トゥンベリ 兄弟の血 熊と踊れ2

獄中で出会った2人には共通点があった。兄であること。ヨン・ブロンクスを殺してやりたいほど憎いんでいることだ。連続銀行強盗の罪で捕まったレオは、再び史上最悪の略奪作戦を企んでいた。そこに関わってしまった兄弟、母、そして父親の物語。 超傑作『熊…

森博嗣 彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone?

人工細胞で作られた生命体「ウォーカロン」。人間と容易に識別ができない存在を巡り、研究者のハギリは巻き込まれていく。超長寿化社会で子孫を残さなくなったヒトの先とは。 森博嗣のWシリーズ全10巻、その1。完結したあと、朝日新聞の書評欄で紹介されてい…

ほぼ日刊イトイ新聞 ほぼ日の怪談。

ウェブサイトほぼ日刊イトイ新聞で2004年から連載が続く『ほぼ日の怪談。』が文庫書籍化。読者からの体験談を120篇まで厳選し、恐怖から不思議なものまでを揃える。 kindleでさっと読めるのがよくて、通年で数冊怪談を読んでいる。やっぱりプロの語り口はす…

乙一 かいじゅうタイムズ

乙一が2018年7月から10月までに西日本新聞に連載したエッセイ。全50回と書き下ろしを収録。 けっして明るくない青春時代を過ごした著者が地元への恩返しにと、高校の思いでや駅前のことをつらつらと書くエッセイ集。何より、同朋である不安を抱える人々に「…

ケン・リュウ短篇傑作集 もののあはれ

ヒューゴー賞を受賞した「もののあはれ」や、妖怪退治を生業とする青年と妖狐の出会いを書いたスチームパンク「良い狩りを」など8篇を収録。 『紙の動物園』と対をなす短編集。『紙の動物園』の印象が強すぎて、SFセンスのない僕には少ししんどかったけど、1…

森本あんり シリーズ・企業トップが学ぶリベラルアーツ 宗教国家アメリカのふしぎな論理

どうしてトランプ政権が誕生したのかを、アメリカキリスト教史から読み解く。なぜ勝ち組の論理がまかり通り、ポピュリズムが蔓延していくのか。世界の大国アメリカの深層を探る。 トランプ政権の誕生が現代アメリカの流行などではなく、アメリカ建国から続く…

村上重良 世界の宗教

原始宗教から三大宗教、儒教・道教、ヒンドゥー教にジャイナ教まで、成立や発展の経緯、教えの内容をコンパクトにまとめたベストセラー。 なるほどしっかり『世界の宗教』が手元サイズでまとまったロングセラー。しかしコンパクトすぎて、ここから専門書に入…

18年度読んでよかった本

今年はこれがよかった!という俺ベスト(06年度)(07年度)(08年度)(09年度)(10年度)(11年度)(12年度)(13年度)(14年度)(15年度)(16年度)(17年度)。 70冊ほど読んだ2018年。この歳で整理整頓などの強烈なセルフマネジメントをした結果、…

ジョン・ヴァードン 数字を一つ思い浮かべろ

ある男に届いた手紙には、数字を思い浮かべろと書かれていた。もう一つの封筒にはその数字が! 男は古い友人である退職した刑事ガーニーに助けを求めた。しかし奇妙な脅迫は続き、事は最悪の事態に。殺されてしまった友人の周辺は、途切れた雪上の足跡など不…

横山秀夫 影の季節

警察内の人事担当である、D県警警務部警務課調査官の二渡真治。任期3年の掟を破り、天下り先のポストに固執する大物OBに困っていた。彼はなぜ専属ドライバーに辺鄙まで運転をさせるのか。その目的は? 他、警察内部の視点からドラマを書いた全4編を収録。 『…

早見和真 イノセント・デイズ

元恋人の家を放火し、その妻と双子を殺した死刑囚・田中幸乃、30歳。医師、幼馴染、片思い、刑務官など様々な人物を通して、マスコミ報道とは違う彼女の素顔と真実に迫る。 様々な人物のドラマと、主人公の素顔が見え隠れするミステリーっていいよね。リーダ…

中山市朗 怪談狩り 禍々しい家

中山市朗によるシリーズ第3弾。建物にまつわる怪談の数々。「新耳袋」で話題になった「山の牧場」の後日譚6話も収録。 実は怪談は寝しなに読むと怖くなったり、テンションがガタ落ちして寝れなくなるので、昼食時か、移動中に読んでいます。kindleならパッと…

後藤謙次 10代に語る平成史

消費税導入、バブル崩壊、政権交代、テロ、巨大地震。政治ジャーナリストの著者が目撃した平成の30年間を解説する。新しい時代へ進むために、時代の節目をふり返る。 30年といっても、項目別に書かれると違う印象がありますね。政治も自民党一本勝ちかと思え…

R・D・ウィングフィールド クリスマスのフロスト

ロンドンから70マイル離れた田舎町のデントンは、いつもは静かな地域だった。しかしクリスマスを目前に、少女の失踪、銀行強盗もどきなど、様々な難題が立ち上がる。事件を対応することになったのはフロスト警部。仕事は滞り、机は何一つ片付かない。しかし…