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中山市朗 怪談狩り 禍々しい家

中山市朗によるシリーズ第3弾。建物にまつわる怪談の数々。「新耳袋」で話題になった「山の牧場」の後日譚6話も収録。 実は怪談は寝しなに読むと怖くなったり、テンションがガタ落ちして寝れなくなるので、昼食時か、移動中に読んでいます。kindleならパッと…

R・D・ウィングフィールド クリスマスのフロスト

ロンドンから70マイル離れた田舎町のデントンは、いつもは静かな地域だった。しかしクリスマスを目前に、少女の失踪、銀行強盗もどきなど、様々な難題が立ち上がる。事件を対応することになったのはフロスト警部。仕事は滞り、机は何一つ片付かない。しかし…

壇蜜 壇蜜日記2

壇蜜の日常、2冊目。撮影、収録。天気は雨。猫と魚とコンビニの日々。 昨年Kindleのセールで購入したら「今年最高の収穫」になったシリーズ。2冊目も変わらず淡々と暮らし、人の目を気にしつつ、とても気持ちのいいリズムで書かれる生活。日々の合間に心地よ…

平山夢明、他 瞬殺怪談 刺

1分以内で読める実話怪談157話。我妻俊樹、伊計翼、小田イ輔、神薫、川奈まり子、黒木あるじ、黒史郎、鈴木呂亜、つくね乱蔵、丸山政也、真白圭、平山夢明が競作。 百物語系が好きで読んでいますが、本書はとてもシンプルで、だからこそ切れ味よく見える。巧…

早坂吝 誰も僕を裁けない

「援交探偵」上木らいち第3弾! 名門企業の社長から、メイドとして雇われた彼女だったが、そこは奇妙な館だった。またもや殺人事件が発生! 一方、資産家令嬢と出会った戸田公平は、一晩の出来事で逮捕されてしまう。絶対的な法の前に、彼は無罪を主張できる…

M・ヨート H・ローセンフェルト 犯罪心理捜査官セバスチャン

帰宅しない少年は、心臓をえぐり取られて発見された。猟奇的な事件に、国家刑事警察の殺人捜査特別班へ救援要請が出された。4人のプロチームに加わったのは、自信過剰で協調性ゼロのプロファイラー、セバスチャンだった。早々に片づくと思った事件は、意外な…

森史之助 労役でムショに行ってきた!

元新聞記者が飲酒運転のため逮捕。25万円の罰金を断り「それなら労役を務めて、観察してやろう」と踏み倒しが始まった。川越少年刑務所で過ごした50日間。 誰もが興味があって面白いジャンルなんだけど、それだけ。 労役でムショに行ってきた!作者: 森史之…

泰丘良玄 理工学部のお坊さんが教えてくれた、こころが晴れる禅ことば

日々是好日、喫茶去、天上天下唯我独尊など、どこかで聞いた見たことのある禅語の数々。理工学部出身の若手僧侶が優しく説く。 街角や、お店にかけてあるお軸が好きで読んだり見たりするんだけど、禅語も多いので参考書代わりに読んでみた。それぞれの言葉の…

デービッド・アトキンソン 新・観光立国論

短期移民である外国人観光客を利用し、日本の収入源を確保する! 観光資源をどのように整えていけば、日本は世界に誇れる観光立国になれるのか。2020年、東京オリンピックを審判の日として、それまでにするべきこととは。 観光地出張だったので読んでいたら…

加藤徹 漢文の素養 誰が日本文化をつくったのか?

文字がまだなかった邪馬台国から、大陸文化を吸収した奈良時代へ。漢字の力に左右されながら時代を経て、近代化の中で継承できなくなってしまったものとは。漢字・漢文で見る日本史。 漢字・漢文を手にしたことで、世界中の人とコミュニケーションが取れ、ど…

若竹七海 悪いうさぎ

家出をした女子高生ミチルを戻すため、依頼を受けた女探偵・葉村晶。腹を刺され、足を痛めてなんとか応えたものの、次はミチルの友人が消えた。やがて見えてくる女子高生たちの危うい生活と、見せかけの家族関係。葉村は調査を続けるが……。 ヒトの苦い部分を…

池上冬樹 週刊文春ミステリーレビュー2011-2016[海外編]名作を探せ!

タイトルまま、週刊文春で連載されたミステリーレビュー集。意外と読み落としていたり、その時は引っかからなかった作品があることに気がつく。『暗殺者グレイマン』など、新しい出会いもあったので満足。この前の年代も出してほしい。国内編も合わせて是非…

森博嗣 ψの悲劇 The Tragedy of ψ

大学を引退してからも自宅で研究を続けていた、八田洋久博士。遺書ともとれる手紙を残し、失踪して一年が経った。博士と縁のある者たちが八田家へ集う中、島田文子と名乗る女性が現れる。書斎に残されたコンピュータから「ψの悲劇」と題された奇妙な小説を発…

中山市朗 怪談狩り 市朗百物語 赤い顔

怪談蒐集家・中山一朗の第2弾。ちょっとした合間にKindleで読んでいたので内容は忘れてしまったけど、怪談のシリーズはこれでいいと感じる怖さと面白さ。 怪談狩り 市朗百物語 赤い顔 (角川ホラー文庫)作者: 中山市朗出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店発…

野澤道生 教科書一冊で解ける東大日本史

東京大学入試の日本史は、教科書の知識で解ける・提示された資料に過不足はない・日本史の本質を問う、内容になっている。市民講座で人気となった内容を書籍化。こういう新書って、賢くなったような優越感の刺激が気持ちいいよね。新書はおじさんをダメにす…

森博嗣 つぼやきのテリーヌ The cream of notes 2

森博嗣がクリアに思考し、クリーンな文章で綴る100の呟きとその補足の第2弾。著者の道筋をたどるような、今までの記述されてきたニュアンスを、なるほどと思いながら読んでしまう。森博嗣が今まで散々書いてきたことの再利用でもあるけど、日記がコラムにな…

又吉直樹 火花

駆け出しのお笑い芸人・徳永は、天才肌の先輩芸人・神谷と出会い惹かれていく。師の伝記を描くことを使命に、徳永は2人の時間はどんどん増やしていった。しかし現実は厳しく、神谷は売れず、徳永は少しずつ知名度を上げていく。お笑いとは、本当の芸人とは。…

磯田道史 「司馬遼太郎」で学ぶ日本史

数々の歴史小説を書いてきた著者は、どのように日本史を見ていたのか。戦国時代の下克上から、明治維新。そして「鬼胎の時代」と呼んだ暗黒期とは、司馬遼太郎はどのようなに評価したのか。磯田道史が、司馬史観を通して解説する。まるで司馬遼太郎を読めば…

梓崎優 叫びと祈り

旅をする青年は、様々な出会いの中で、事件に巻き込まれる。砂漠のキャラバンを襲う連続殺人。風車小屋が並ぶ丘での推理合戦。列聖のひと夜に起こった奇跡。密林の集落で出会った惨劇……。久しぶりに読みたくなって再読。第五回ミステリーズ!新人賞受賞作「砂…

千街晶之 週刊文春ミステリーレビュー2011-2016[国内編]名作を探せ!

週刊文春に掲載された6年分、140本のコラムをまとめた本書。「名作を探せ!」の副題がまさに相応しい。何が話題作だったかのチェックで手にしたけど、たくさん読み落としていた注目作があるんだなあと感じるばかり。麻見和史を知れたのは大きな収穫かも。早…

森博嗣 封印サイトは詩的私的手記 I Say Essay Everyday

森博嗣がwebに書いていた1999年の日記をまとめた本。どうして再読しているのか、我ながら理解できない。封印サイトは詩的私的手記 I Say Essay Everyday作者: 森博嗣出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2014/12/12メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る

早坂吝 虹の歯ブラシ 上木ライチ発散

援交女子高生探偵・上木ライチが再び登場。ラブホテルで監視カメラに残された殺人事件。密室で腕を切断された教祖。現場に残された遺体のカラーコピーなど、次々と奇想天外なトリックが明かされる短編集。『〇〇〇〇〇〇〇〇殺人事件』の早坂吝でした。それ…

白井智之 人間の顔は食べづらい

安全で新鮮な食料として“首のないクローン人間”が届く日本。クローン出荷施設で働く和志は、今日も間違いなく、死んだばかりのクローン人間の首を切断して出荷した。しかしある客に届いた商品には、処分したはずの首が入っていた⁉︎ 事件には奇天烈な探偵が参…

池上彰 知らないと恥をかく世界の大問題7 Gゼロ時代の新しい帝国主義

出張中に食事をしながらサクサク読める好きなシリーズで、2016年の世界動向をまとめた1冊。今のニュースを見るのに復習をかねて超利口。池上彰の意見はなくても、高い理想が垣間見えて、とても好き。知らないと恥をかく世界の大問題7 Gゼロ時代の新しい帝…

塩田武士 罪の声

父の遺品の中から見つかった、カセットテープと黒色のノート。そこには記憶にない幼少時代の自分の声が入っていた。それは31年前に未解決のまま終わった「ギン萬事件」で犯人が使用した音声だった。一方、大手新聞社文化部の記者は、特集記事の助っ人として…

池上彰 知らないと恥をかく世界の大問題6 21世紀の曲がり角。世界はどこへ向かうのか?

ちょっとした時間つぶしに読めて、今のニュースを見るのに復習をかねて超利口。2015年の世界動向をまとめた1冊。日本にとっては戦後70年。アメリカでは中間層の消滅を語り、次期大統領選を予想するも、トランプ(大統領)の名前はなし! 本当、どうなるかわか…

森博嗣 キシマ先生の静かな生活 The Silent World of Dr.Kishima

助手の地位に留まっているが、先生は素晴らしい人だ。研究にしか興味がない。そんな先生が計算機センターの事務員である沢村さんに恋をしてしまったようだ。まさか先生が人に興味をもつなんて。『まどろみ消去』に収録されていた名作をKindleで再読。初めて…

伊坂幸太郎 マリアビートル

東北新幹線に乗り合わせた、酒に溺れた元殺し屋の木村。大物の息子を連れて帰るコンビ、檸檬と蜜柑。悪魔が中学生に化けた王子。運のない殺し屋の天道虫。それぞれの目的が複雑に絡み合い、どう落とすか決められない殺し屋たち。上野から盛岡までのノンスト…

大鐘良一 小原健右 ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験

2008年2月、10年ぶりに日本で宇宙飛行士の募集が、JAXAから発表された。史上最多の募集をかいくぐり残ったのは10名。それぞれの専門職の中でも優秀なベテランが残ったが、最終審査では意外な一面が表れる。選抜試験にNHKの取材班が密着した渾身のドキュメン…

森博嗣 封印再度 WHO INSIDE

仏像画家・香山林水が密室のアトリエで不可解な死を遂げた。実は50年前にも、林水の父である風采は家宝「天地の瓢」「無我の匣」を前に、同じように亡くなっていたのだ。パズルをきっかけに事件に関わった西之園萌絵と犀川創平だったが……。久しぶりに再読。…