黒木あるじ 全国怪談 オトリヨセ 恐怖大物産展

全国怪談2冊目。北海道から沖縄まで各都道府県にまつわる怪談を紹介。ホロリから廃墟、UFOもあって、幅広くて好きなシリーズなんだよなあ。大阪と岡山の舞台は実在するようなので行ってみたい。全国怪談 オトリヨセ 恐怖大物産展 (角川ホラー文庫)作者: 黒木…

小瀬木麻美 調香師レオナール・ヴェイユの香彩ノート

若くして香水の世界的ヒット作を生み出した、一流調合師レオナール・ヴェイユ。彼は香りから色を感じる共感覚者で、今は依頼者だけのプライベート調合を行なっている。月見里瑞希は先の短い母のために、彼女の思い出を香水にしてほしいと依頼する……。香りに…

詠坂雄二 ドゥルシネーアの休日

東京タワー付近で見つかった死体は、以前に起こった連続殺人事件の模倣なのか? ミッション系全寮制女子校で、罪を償うために1人で祈り続ける少女。伝説となった探偵の汚れを拭ってきた無愛想な助手。どうして全ての事柄は繋がってしまうのか。好きでも嫌い…

倉狩聡 いぬの日

わたしの名前はヒメ。家族はわたしのことを犬という。でも犬ってなに? 家族から虐げられたペットのヒメは、流星群の夜に光る石を食べて、犬以上の知性を持ってしまった。人の言葉を話せるようになったヒメは、家族を支配しようとするが……。わーい! 久しぶ…

東野治之 聖徳太子 ほんとうの姿を求めて

聖徳太子とはどのような人物で、何をなし得てきたのか。憶測ではなく、残された資料から読み解く聖徳太子像。なぜ歴史の中で神格化され、今日の論争が起こってきたかを解説する。日本史に興味のある中高生が本書に触れていたら、とても刺激になるであろう1冊…

原作・弐瓶勉 小川一水・飛浩隆・他 BLAME! THE ANTHOLOGY

弐瓶勉が生み出した、無限に建築増殖し続ける世界を舞台に、現代SF作家が書くトリビュート作品集。それぞれBLAME! の世界観を満喫させてくれるけど、飛浩隆「射線」の飛躍力とクオリティは異常でしょう。「射線」は1ページ目で「えらいもんを読んでいるぞ」…

デイヴィッド・ハンドラー 笑いながら死んだ男

作家ホーギーが受けた依頼は、元超売れっ子コメディアン、ソニー・デイの自伝執筆だった。不幸にも元"全米を沸かした者"同士、打ち解けることはなく、インタビューもうまく進まず、ホーギーは命を狙った脅迫までされてしまう。どうして誰かが、何に、嘘をつ…

伊藤由佳理 研究するって面白い! 科学者になった11人の物語

数学、医学、化学、生物学など理学、理工学の世界で活躍している11人の女性たち。どうしてその道に入り、どんなことに悩んだのか。それぞれの思いを、この世界へ憧れる少女たちに語りかける。好きだからそのまま道を歩んだ人もいれば、家族の反対や、出産で…

麻耶雄嵩 貴族探偵

残された孫娘のために屋敷にやってきた婿候補の3人。離れで1人が殺されていると連絡があったので駆けつけると、3人が殺されていた「春の声」。首と両腕を切断されて殺されていた女には多くの目撃証言があったが、それでは誰も容疑者になり得ない「トリッチ・…

山本紀夫 トウガラシの世界史 辛くて熱い「食卓革命」

世界中の食卓で消費される大量のトウガラシ。南米から始まった刺激の強いスパイスは、どのようにして世界に広まったのか?スパイスの歴史を読みたくて購入。どうして韓国ではトウガラシが大量消費されるのか気になっていたが、そうか肉食がキーになっていた…

森博嗣 四季 春

天才科学者・真賀田四季、6歳。多くの人間がその才能を知っていたが、理解できたのは本人ただ1人。しかし体と時間は、彼女にとっては遅すぎた。子どもが生まれたので、真賀田四季みたいにならんものかと思い、久しぶりに再読。全力を出せない四季がもどかし…

森見登美彦 有頂天家族 二代目の帰朝

京都は天狗と人間と狸の共存によって成り立っている。下鴨神社の糺ノ森に住む名家の三男である下鴨矢三郎は、亡き父から教わった「面白きことは良きことなり」を口にしながら京都を歩く。英国より赤玉先生の後継、二代目が急遽帰還。京都の狸たちはてんてこ…

ドン・ウィンズロウ 仏陀の鏡への道

19977年、西海岸のサンフランシスコ。鶏糞を研究する化学者を探してニール・ケアリーは、返還前の香港、そして中国へと飛ぶ。もしかして8年ぶりに再読。ニールの成長と活躍だけでなく、裏テーマでもある”成し得なかった歴史”が前作より格段にアップ。毛沢東…

森博嗣 小説家という職業

森博嗣がどうして小説家になって、どのように計算して作品を出してきたのか。具体的な部数や売上を公表した本として話題になったな。妻が分娩台に乗ってから、腰を摩るまで時間はあるし、集中して本は読めないし、そうだ森博嗣の新書を読もう! となった。ち…

ドン・ウィンズロウ ストリート・キッズ

1976年5月。8月の民主党全国大会で副大統領候補になる上院議員から、娘を探してほしいと依頼が入った。片手のないプロに探偵業を叩き込まれたニールは、ロンドンでの目撃情報を頼りに夜の世界を捜索するが……。ニューヨーク! あぁ、ニューヨーク! いつかニ…

三上延 ビブリア古書堂の事件手帖4 栞子さんと二つの顔

鎌倉で静かに店を開くビブリア古書堂。本狂いの店主と、読書に抵抗感のある俺は、今日もお客から奇妙な依頼を受ける。亡くなった男性には、家族に知らされなかった愛人がいた。彼女に残されたのは江戸川乱歩のコレクションと、特別に作られた金庫。その中に…

三上延 ビブリア古書堂の事件手帖3 栞子さんと消えない絆

鎌倉で静かに店を開くビブリア古書堂。本狂いの店主と、本を読むのに抵抗がある俺は、今日もお客から奇妙な依頼を受ける。処分されてしまった本。タイトルも思い出せない子どものときに読んだ絵本。宮沢賢治……。キャラクターが魅力的で、本が謎の中心にあっ…

池上彰の親子で新聞を読む!

2012年に発売された小学生向けの現代社会の解説。 新聞を読む環境があることが良いんだろうな。池上彰の親子で新聞を読む!作者: 池上彰出版社/メーカー: 毎日新聞社発売日: 2013/02/25メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る

マーク・グリーニー 暗殺者グレイマン

人に溶け込み、その姿を巧妙に消すグレイマンと呼ばれる男がいる。元CIAの暗殺者ジェントリーは、ナイジェリアの大臣暗殺の帰路から一転、仲間たちに急襲される。大臣の兄である大統領が復讐を命じたのだ。世界から集まった賞金稼ぎのベテランチームがジェン…

葉真中顕 絶叫

孤独死で発見された鈴木陽子。彼女は好景気でわく日本の平凡な家庭に生まれ、平凡な人生を送るはずだった。偏った愛情を注ぐ母から逃げられず、縁を切るような仕事をし、彼女は一歩ずつ光の届かない人生へ。それでも戻れる希望はあった。人を殺めるまでは………

オキシタケヒコ おそれミミズク あるいは彼岸の渡し綱

山中の牢獄に囚われた少女、ツナはぼくが行くと微笑んで迎えてくれる。「ひさしや、ミミズク」。怖い話しを聞かせる2人の関係も10年が経つ。しかしそんな異常な日常は突如揺さぶられる。ぼくが関わっている世界、これは夢か現か。Twitterで話題になっていた…

恩田陸 蜜蜂と遠雷

芳ヶ江国際ピアノコンクールを制したものは、S国際ピアノコンクールでも優勝する。若いピアニストたちだけでなく、ベテラン審査員たちも認めるジンクスをもったコンクールに、稀に見る天才たちが集まる。著名なピアニストが推薦する、ピアノを持たない無名養…

恩田陸 光の帝国 常野物語

ある人は膨大な量の書物を記憶し、ある人は遠くを見通し、ある人はその者たちを見守り続けてきた……。不思議な力を持った人々は息を潜めながら、現代社会でその運命を受け入れていた。ひっそりと暮らす常野一族を書く連作短編集。『蜜蜂と遠雷』を読む前に、…

アンデシュ・ルースルンド ベリエ・ヘルストレム 制裁

護送中の幼女連続殺人犯が2名の刑事に暴行を加えて逃走。かつて捜査に関わったベテラン警部グレーンスは再び犯人を追うことに。一方、愛娘を保育園に送った作家フレドリックはテレビを見て驚愕する。園前に座っていた保護者のような男性は逃走犯なのか? 娘…

京極夏彦 姑獲鳥の夏

東京、雑司ヶ谷にある医院から奇妙な噂が聞こえてきた。そこには娘がおり、20ヶ月も身籠っているという。どの夫は密室の書斎から消えてしまったという。事件に関わってしまった文筆家・関口は、榎木津、京極堂に事件解決の協力を求める。この世に不思議なこ…

米澤穂信 インシテミル

アルバイト情報誌に掲載された時給1120百円。誤植とも思われた高額の被験に応募し、選ばれた12人にはそれぞれの思惑があった。地下施設に収容された彼らに用意されていたものは、ミステリーのガジェットと殺人犯人当てゲームだった……。どストレートのミステ…

金成隆一 ルポ トランプ王国 もう一つのアメリカを行く

誰があのような男を支持するのかニューヨークではわからない。しかしアパラチア山脈を越えると、民衆の熱意は一変する。そこには弱ったアメリカを何とかしてくれる男だと、期待する人々がいた。支持層の分析ではなく、リアルに声を挙げていた人たちのインタ…

千宗屋 茶 利休と今をつなぐ

利休の末裔、武者小路千家の次期家元・千宗屋が解説する茶の系譜と、現代の「茶」とは?再読。戦国時代に千利休によって一つの完成を迎えた茶道。現代にたどり着くまでの系譜がすっごいわかりやすい! どのようにお茶と触れ合うかを交え、千宗屋が現代に位置…

服部まゆみ レオナルドのユダ

まさに万能の天才。絵画、建築、医学、音楽を愛し、神に愛された心やさしき男レオナルド・ダ・ヴィンチ。貴族の跡取りでありながら弟子になり、画家の道を歩んだフランチェスコとその従者。レオナルドの絵に衝撃を受けながら才能を認めない人文学者パーオロ…

黒木あるじ 全国怪談 オトリヨセ

全国都道府県47の怪談を集めた1冊。怖い話はあんまり好きじゃないんだけど、Kindleだとショートショート感覚で読めちゃう。少しずつ地元色もあって、今まで読んだ怪談とは面白みがまた違う。 (角川ホラー文庫)" title="全国怪談 オトリヨセ (角川ホラー文庫)…