神林長平 鏡像の敵

帯の「神林長平ルーチンを実行せよ!」に納得。何度読もうとしても、必ず序盤で投げてしまう作家の一人が神林長平だったわけですが、どうにか短編集の『鏡像の敵』を読み通す。やっぱり分からん! 楽々クリアできる「痩せても狼」、頑張って読み通した「ここにいるよ」。それ以外の表題作を含む四編は「何が分からない」のか分からない。解説で桜坂洋が何を言わんとするかは理解した。しかし、読む順番が悪かったのかなあ、という気もする。これで「いや『鏡像』は初心者向けだよ」と言われても困るけど、何から読めばいいのかを教えてもらえれば大変助かります。あぁ! 神林地帯の作品解説が分かりやすい! 読み返す力はありませんが……。トライしてみるか。
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鏡像の敵 (短篇集 ハヤカワ文庫 JA (810))

鏡像の敵 (短篇集 ハヤカワ文庫 JA (810))