山田悠介 Fコース

『Aコース』の続編で、現実と変わらないぐらいのバーチャル・ゲームに参加した女子高生4人に与えられた課題は「美術館から絵画を盗み出す」こと。鼻から鶏卵うどんを噴きだす(実話)ほど、衝撃のラスト。今世紀で、ゲームの名前「バーチャワールド」といったセンスを使えて、それに劣ることのないオチを書いてくれるのは期待以上。正直、読んだ僕が悪かったと反省しています。

Fコース (幻冬舎文庫)

Fコース (幻冬舎文庫)