少年だからこそ抱く複雑な心境が生々しい西澤保彦『いつか、ふたりは二匹』。主人公と読者が同じ絶望を感じるんだけど、そのプロットが凄く上手い。これを読んで西澤作品への印象がガラッと変わって(好きじゃないんです)、このアプローチが快感になるのかも
- 作者: 西澤保彦
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/04/28
- メディア: 単行本
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少年だからこそ抱く複雑な心境が生々しい西澤保彦『いつか、ふたりは二匹』。主人公と読者が同じ絶望を感じるんだけど、そのプロットが凄く上手い。これを読んで西澤作品への印象がガラッと変わって(好きじゃないんです)、このアプローチが快感になるのかも