田中芳樹だからこそか、直感的に面白さがわかる『ラインの虜囚』。章タイトルは某ミステリを彷彿とさせ、冒険の終わりに待っている単純な騙しもいい。少女1人と怪しい男たち3人の冒険が終わってこそ、そういうことだったのか! と楽しませる「その後」に魅力があるってのは素晴らしいね。
- 作者: 田中芳樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/07/07
- メディア: 単行本
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田中芳樹だからこそか、直感的に面白さがわかる『ラインの虜囚』。章タイトルは某ミステリを彷彿とさせ、冒険の終わりに待っている単純な騙しもいい。少女1人と怪しい男たち3人の冒険が終わってこそ、そういうことだったのか! と楽しませる「その後」に魅力があるってのは素晴らしいね。