松岡圭祐 マジシャン

目の前にある金が、手も触れずに倍になる。それはマジックか、それとも詐欺なのか。松岡圭祐『マジシャン』は、小ネタの連続で飽きることなく読ませて、最後は大きなしかけで驚かす。ミステリとしてもサスペンスとしても申し分なく、単純な構成が上手く光った1作。リンク先は文庫ですが読んだのはハードカバ−版。

マジシャン (小学館文庫)

マジシャン (小学館文庫)