6年ぶりにでたシリーズ第4弾斉藤洋『白狐魔記 戦国の雲』。人に化け、妖力を身につけた狐・白狐魔丸は、日本を統一しようとしている織田信長を知る。代表作『ルドルフとイッパイアッテナ』や他の作品でも書かれてきた”会いたいけど会えない(会わない)”が今回も涙をさそってくれる。合戦、死への恐怖、その中での死に様を露骨に書いた児童文学。読みごたえあります。
- 作者: 斉藤洋,高畠純
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 2006/07
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (15件) を見る