野村進『千年、働いてきました ― 老舗企業大国ニッポン』を読む。世界に類をみない、100年以上続く老舗が多く存在する日本。それら企業がどのようにして生き残り続け、また先端技術の場で活躍するのかを、軽い文体でドキュメントしている。なるほど”今”へと柔軟に対応しつつ、本書ではあまり語られていないが「これからも続けさせよう」とする意思が垣間見れる。そして、いい物が残されていくように、いい企業は続けさせられていくんだろうな。残っているプレッシャーを読んでみたかった。
千年、働いてきました―老舗企業大国ニッポン (角川oneテーマ21)
- 作者: 野村進
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2006/11/09
- メディア: 新書
- 購入: 5人 クリック: 68回
- この商品を含むブログ (90件) を見る