古橋秀之 冬の巨人

この流れで古橋秀之冬の巨人』を読む。軽っ! って短いからとか文章そのもののことではなくて、まじでジブリ映画を堪能した2時間のような、実に爽やか心が軽くなる読後感。短編でもなく長編でもなく、アニメ映画のために作られたような絶妙な中編であり、頭の中で動きまくるイラストもよいよい。古橋作品とイラストレーターの相性はいつも満点だなあ。タツモリ家の続編でないかなあ。再読しようかしら。

冬の巨人 (徳間デュアル文庫)

冬の巨人 (徳間デュアル文庫)