森博嗣 四季 冬

森博嗣四季 冬』を文庫版で再読(愛蔵版でしか読んでなかった)。犀川と四季の再会、そして彼女の到達した生死。ファン・ブックは『秋』までだと思っていて(オール・スターという意味で)、これだけは違うと思っている。言うなれば、長すぎるエピローグじゃないかなあ。「やっべ、秋で書くこと書いちゃった」というふうにも受け取れますが。4章1冊から企画のために4分冊したようなので、知っておけば違った印象になるでしょう。それにしても酷いよね(苦笑)。

四季 冬 (講談社文庫)

四季 冬 (講談社文庫)