秋に終わるとなれば再読するしかないと須賀しのぶ『帝国の娘』。長大ファンタジーなので、どこまで伏線が回収されて、何が残っているのか気にはなっていたが……すべてはここに帰ってくるんだ! と須賀しのぶの設計図に感動した。家族は本当にわたしを売ってしまったのか。しょせんは王子の身代わりにすぎないのか……。元気に前向きに生きながらも、どうしてもふっ切れないカリエにまた泣けちゃうんだ。
- 作者: 須賀しのぶ,船戸明里
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