過去に書いたはてなシュランの記事を削除していたので再記述。紹介するのは、炭火焼の店『亀厘』。
http://www.kamerin.jp/
京都で食べられる美味い炭火焼の肉は多くあれど（焼肉ね）、魚介類が食べられる店はそうない。店舗は3軒あって、炭火焼は北山、四条新町店の2店。祇園店は焼き鳥が食べられる。店舗それぞれちょっとした違いを出していて、北山はテントのような中で食べられ、四条新町は少し落ち着ける感がある。祇園店は自分たちで焼かずに、表通りから少し入ったところで静かに飲める、ちょっと隠れ家的な良さがある。
僕が薦めるのは、炭火焼を楽しみつつ、落ち着いて食べられる四条新町店。場所も、四条烏丸から歩いて徒歩5分といい具合だ。細い路地を入っていくので、初めての時は地図を記述していくほうがいい。混んでいる印象はないが、予約をしていくにこしたことはない。
肉よし、魚よし、野菜よし。まあ最初はサラダでも頼んで、ついでに肉の刺身でも食べつつ談笑。すると大きな網に乗って具が運ばれてくる。ノルウェーサーモンのグリルは中まで火を通さずに、生焼けで食うのが美味い。ホタテの貝殻を鍋に見立てて、ミソ出汁でクツクツさせるとこれも美味い。百合根のバター焼は待って待って待って、それでも待って、ホクホクを通りこして、デロデロになっている直前ぐらいが本当美味い。そうだ、野菜も食べよう。子どももきっと野菜を好きになれる美味しさだ。小さいたまねぎは甘いぞお。
最後は炭火で焼きおにぎり。おにぎりのままでも美味しそうだけど、これも我慢して、ゆっくり焼こう。タレを塗って網からはがれるようになれば、裏返す。そこで急がないこと。できるなら女性に焼いてもらおう。確実に女性が焼いてくれたほうが美味い。どうしても男が焼くとベタベタする。女性が焼くと、外はパリパリ、中はホクホク。焼きおにぎり用に女性を連れていくべきだ。
とまあ、公式の写真を見て腹を空かせて、楽しんできて下さい。
