葉山透 9S(ナインエス) 7

捕らえられた由宇を救うため、覚醒した闘真は”遺産”ステルス飛行要塞フリーダムに乗りこむ。ADEMたちもNCT研究所を死守するため策略を練るが、彼らの前に傭兵部隊”七つの大罪”の能力が猛威を振るう。
感動のラストから、逆転なるかと期待膨らむシリーズ7巻。しかし葉山透の上手さである、”キャラを殺さず”過去の人物を重要なファクターに置くがために、肥大化した印象は拭えない。いやでも、小夜子がここまでアピールしてくるとは・・・・・・。点字だから気づかれないなんてイキな演出だなあ。そこにシリーズの嬉しさと、これからの期待が勝ってしまう。

9S(ナインエス)〈7〉 (電撃文庫)

9S(ナインエス)〈7〉 (電撃文庫)