葉山透 9S memories

シリーズを花飾る登場人物たちの過去、そして出会い。シリーズ番外編短編集第2弾。
遺産事件の発端を書いた「亜麻色の髪の娘」は、せめて長編に回想として食い込ますべきなんじゃないか。こんなに魅力的なキャラクタ、まだまだ使える設定、味わい深いシーンの連続を、今回のような中編で終わらせるような扱いはもったいないよなあ。こういうのをポイッと出せちゃうのは凄いなあ。

9S(ナインエス)memories (電撃文庫)

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