北方謙三 水滸伝 6 風塵の章

一つの危機を乗り越えた梁山泊だったが、柔軟に、そしてより強固に集結しつつあった。その鍵となるのは官軍将・秦明を迎え入れることだった。しかし青蓮寺に聞煥章が加わる。その知力に、誰もが恐怖を感じるのだが・・・・・・。
みんな楊志ようじと、そんなに楊志が好きかと。俺は石秀が大好きだ。致死軍から追い出され苦悩する石秀が好きだ。涙を流してもなんとかしようと発起する石秀が好きだ。剣を渡した石秀が好きだ。そして、そしてなによりも、門を閉じろと叫ぶ石秀が好きなんだあ! 今になって石秀愛が引き出されて困った6巻。読んでいる間より、終わってからジワジワくるんだよなあ。

水滸伝 6 風塵の章 (集英社文庫 き 3-49)

水滸伝 6 風塵の章 (集英社文庫 き 3-49)