ジョージ・R・R・マーティン 王狼たちの戦旗 (4) ― 氷と炎の歌 〈2〉

<<氷と炎の歌>>第2部『王狼たちの戦旗』を再読。表紙はダヴォス・シーワース。第1部『七王国の玉座』終盤から始まる混乱の中、ドラゴンストーンの内情を知ることができる。
島を包囲された際に、密輸業者の経験を活かしタマネギを運び入れたため、スタンニスによって騎士に叙任する。そのためタマネギ騎士と揶揄されることもある。この際、左手の指も切られるが、お守りとして骨を胸に下げている。唯一神ルラーを信仰し、力を得た女司祭メリサンドルと反発していくことになるが……。兵力・財力共に不利な立場にいるが、もちまえのプライドでどう動いていくのかが見もの。

王狼たちの戦旗〈4〉―氷と炎の歌〈2〉 (ハヤカワ文庫SF)

王狼たちの戦旗〈4〉―氷と炎の歌〈2〉 (ハヤカワ文庫SF)