<<氷と炎の歌>>第2部『王狼たちの戦旗』を再読。表紙はダヴォス・シーワース。第1部『七王国の玉座』終盤から始まる混乱の中、ドラゴンストーンの内情を知ることができる。
島を包囲された際に、密輸業者の経験を活かしタマネギを運び入れたため、スタンニスによって騎士に叙任する。そのためタマネギ騎士と揶揄されることもある。この際、左手の指も切られるが、お守りとして骨を胸に下げている。唯一神ルラーを信仰し、力を得た女司祭メリサンドルと反発していくことになるが……。兵力・財力共に不利な立場にいるが、もちまえのプライドでどう動いていくのかが見もの。
王狼たちの戦旗〈4〉―氷と炎の歌〈2〉 (ハヤカワ文庫SF)
- 作者: ジョージ・R.R.マーティン,George R.R. Martin,岡部宏之
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2007/06
- メディア: 文庫
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