この人との関係もこれで最後にしなきゃ……(抱かれて)やっぱり好き! みたいな、あーくそ。ここぞとばかりに、どんな大風呂敷を広げられたのか見えてくる。森博嗣のサドっぷりと、読者のマゾっぷりが噛み合うGシリーズ第7弾。毒入り目薬事件なんて関係ねえ。今までの全シリーズの延長にある展開、シリーズだからこその恋愛に、喜んでしまう要素が凝縮されすぎ。ここまで頑張ってきた自分へのご褒美、みたいな。ちがうなあ。上手く説明できない。
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/09/05
- メディア: 新書
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