山本弘 時の果てのフェブラリー ― 赤方偏移世界

地球に突如現れた時間重力異常地帯(スポット)は、人類への試練なのか? 幾何学模様を描く強烈な磁場台風には、軍隊も中に入れず、科学者たちは予想を並べるしかなかった。しかし11歳の可憐な少女フェブラリーは分かっていた。あの中に入らなければならない。人とは違う、自分のオムニパシー能力を使うために。
あー、粗筋は違うな。いいや。ともかく、人とは違う言語構造(理解構造?)を持ったために、普通の生活を送りながらも、人々との交流に戸惑う少女フェブラリーが、可憐で可愛い。そんな彼女の過酷な冒険は、これといってボリュームもない……。説明過多? ああ、あれだ。この構造は、子どもの頃に見たOVAに似ているんだ。