バロット、ウフコック、ボイルドたちの現在・過去・未来。マルドゥック・スクランブル、ヴェロシティ、そしてアノニマスを描写する5本の短編集。馬鹿な話しが、自分にとっての格好良さとか好きなものって、成長とともにシナプス配列が書き換えられてると思っているんですよ。冲方丁は僕にとって、そんな配列にガンガン電流流しちゃうような作家で、格別好きでもないけど、確実に飢えを癒してくれる。と同時に『テンペスト』続編への飢餓感が半端じゃない。この夏に出るんでしたっけ……?
マルドゥック・フラグメンツ (ハヤカワ文庫 JA ウ 1-11)
- 作者: 冲方丁,寺田克也
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2011/05/10
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 272回
- この商品を含むブログ (45件) を見る