セバスチャン・フィツェック アイ・コレクター

ベルリンを襲う連続殺人事件。子供を誘拐し、母親を殺し、決められた制限時間内に父親は子を見つけなければならない。タイムアウトになれば、子供は左目をえぐり取られ、殺される。”アイ・コレクター”を追う元警察官・新聞記者ツォルバッハは、事件の中で容疑者になってしまう。追われる新聞記者、追う刑事、待ち構える真犯人。事件を止めることはできるのか。
どうにもこうにも数作手にしては肌に合わない作家だったので、感想書く気になるまで1週間かかった。奇妙すぎる出足、精神的に不安定な主人公、盲目のヒロインと、独特の地雷感が半端なじゃなかった。ラストの驚かせ方が面白く、変格ミステリ愛読者には薦めたい(読み終わった時は「ドイツ人の糞がwwww!」と思っていたけど)。正直、ミステリとして好きではなかった。

アイ・コレクター (ハヤカワ・ミステリ 1858)

アイ・コレクター (ハヤカワ・ミステリ 1858)