マシュー・クワーク The 500

世界を動かす500人を、ロビィストとして掌握する。犯罪者の父をもち、貧乏学生のわたしが、ワシントンDCで最高のロビィストである企業からスカウトされた! 最高の報酬、華麗な社交界、庭のある小さな家、夢のような出来た恋人。極貧生活が一転、夢の世界が我が手に! しかし、やはり美味しいものには毒があった……。
普段は読まない類の社会派サスペンス小説でも、ポケミスだから読む。米リーガル映画のような成功あり罠あり恋あり家族ありドンパチありと、ポップコーン片手に系小説だった。ロビィストの巧みさや、アメリカン・ドリームの甘さは面白いのだけれど、お膳立てができすぎていて、どうも僕は抵抗がある。

The 500 (ザ・ファイヴ・ハンドレッド) 〔ハヤカワ・ミステリ1861〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

The 500 (ザ・ファイヴ・ハンドレッド) 〔ハヤカワ・ミステリ1861〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)