祖父殺しの容疑をかけられた青年、城坂論語。彼のアリバイを証明できるのは、同室にやってきた謎の女ルージュ。消された痕跡、作られる証拠品、数々の策士。京都で古くから続く私的裁判”双龍会”で彼は無実を証明できるのか?
すげーレベルの高い本格ミステリだなー、これでデビューかと思いつつも、最初から最後まで好みではなかった。連続どんでん返しならアレが! とか、キャラクタたちの推理合戦なら! とか言う気はなくて、そんな気持ちも、こんな作品を読もうとしない自分の心境が大どんでん返しだった。続編が文庫化されたら、読むつもりだ。
- 作者: 円居挽
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/09/14
- メディア: 文庫
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