クラスメイトの死から、私たちは大人に踊らされ続けた。生徒たちは立ち上がり、真実を暴くため、学校内裁判を開廷する! 教師たち、大人たち、もう彼らに任せてはおけない。例え、どんなに辛い事実が見えたとしても、それは自分たちの手によって……。
『第I部 事件』(感想)に続く、絶望の淵から希望を見出そうとする第2部。はたしてそれは光か闇か。このボリュームを楽しませてくれるのは、宮部みゆきの腕前あってこそ。様々なポイントが隠されているので、不明確な点がもどかしいが、これは3巻で楽しみにしたい。
- 作者: 宮部みゆき
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2012/09/20
- メディア: 単行本
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