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フェルディナンド・フォン・シーラッハ コリーニ事件

定年退職したイタリア老人が、引退した実業家をホテルで射殺。事件後は殺害動機以外は全て語った。新米弁護士ライネンは国選弁護人になるも、被害者はかつての親友の祖父だった……。被害者遺族の代理人、ベテラン弁護士のマッティンガーが圧倒的に優勢な中、コリーニを駆り立てた怒りの原動とは何だったのか……?
たった2冊の短編集『犯罪』(感想)『罪悪』(感想)で虜にされてしまったフェルディナンド・フォン・シーラッハの初長編。法廷ものでハラハラドキドキもあり、読んでいる感じは今まで通りの不思議な印象。困惑させるラストも含め、読めて大変幸せだった。次の短編集も発表されているので、またまた待ち遠しい。

コリーニ事件

コリーニ事件