鎌倉で静かに営む”ビブリア古書堂”。美人のオーナーと、元気いっぱいの妹。そこに1冊の本をもっていった俺。祖母が残した夏目漱石『それから』には、知らない男性の署名が入っていた。触ってはいけないと祖母に怒られた記憶と、男の影。本にまつわる人との繋がりが、ここから始まる。
Kindleでセールになっていたので読んでみた。軽い・読みやすい・分かりやすい上に、なんとも好奇心をくすぐられる塩梅。素朴な連作短編でスイスイと読めてしまう。まーなんとも、単純に面白い。物語に振れ幅もあって巧みだなあ。続きはそのうち母から借りよう。
ビブリア古書堂の事件手帖 ?栞子さんと奇妙な客人たち? (メディアワークス文庫)
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