米原万里 嘘つきアーニャの真っ赤な真実

1960年のプラハ。激動の社会主義の中で、日本人少女マリはとても大切な友情を育む。30年後、懐かしの友人3人に再会するため、マリは旅に出る。
社会主義的教育下で、子ども達が語り合う愛国心談義に萌えるのなんの! 少女たちの友情は30年後、ババア百合になって再加熱する! 素晴らしい! ババア百合最高! と思える極上の作品だった。至って真面目な少女小説、女性的ドキュメンタリであり、その瑞々しさが萌えるんだ! 見落とす可能性が高かっただけに、kindleセールありがとう。

嘘つきアーニャの真っ赤な真実 角川文庫

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Kindle Paperwhite (2012年モデル)

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