ジョナサン・ホルト カルニヴィア 1 禁忌

イタリア、ヴェネチアに流れ着いた女性の死体は、カトリックの司祭の祭服を着ていた。憲兵隊大尉カテリーナは許されない格好をさせられた女の身元を追う。一方、米軍基地に赴任した少尉ホリーは、ユーゴ内戦時の記録を探る中で、奇妙な事件に巻き込まれていく。ネットで再現されたヴェネチア"カルニヴィア"を巡る事件が始まる……。
正直、ネットとサスペンスの組み合わせは好きではない。その上、ヨーロッパの出版界は第2の『ダヴィンチ・コード』と『ミレニアム』を探しているのか? あれか? 映像化権か!?『特捜部Q』でええやろ!(暴言) イタリアと周辺国を巡る社会性、近代史は面白いけれど、天才プログラマやカルニヴィアの扱いが中途半端で残念。2作目からもっと盛り上がるんですかね。

カルニヴィア 1 禁忌 (ハヤカワ・ミステリ 1875)

カルニヴィア 1 禁忌 (ハヤカワ・ミステリ 1875)