ジョージ・R・R・マーティン 竜との舞踏 2― 氷と炎の歌

中世イギリスをモチーフにした、夏と冬が不定期に変動する”七王国”が舞台。ドラゴンや魔法といったファンタジーが終焉し、過去の遺物となった世界で、王家を巡る戦乱が始まる。
第1部『七王国の玉座』改訂版(感想)第2部『王狼たちの戦旗』改訂版(感想)第3部『剣嵐の大地』改訂版(感想)第4部『乱鴉の饗宴』(感想)。そして大陸を混乱に陥れた椅子取りゲームの音楽は止まる……。誰が座るのか、北の凍える少年か、遥か東の地で再起を探る竜の母か。それとも小人か、密輸人か。激震の第4部『乱鴉の饗宴』の片割れ、第5部『竜との舞踏』(第5部『1』(感想))。
南の第4部から北の第5部へ。そして2巻でついに先へ! 間違いなく僕の2013年読書を満足させるボリューム。しかし全3巻の半ばだけあって怒涛の展開続くも、中途半端に待ちぼうけをくらうので本当辛い。ここまで付き合ってきたら、好き嫌いを越えたキャラクタへの想いがある。

竜との舞踏 (2) (氷と炎の歌 5)

竜との舞踏 (2) (氷と炎の歌 5)

七王国の玉座〔改訂新版〕 (上) (氷と炎の歌1) 七王国の玉座〔改訂新版〕 (下) (氷と炎の歌1) 王狼たちの戦旗〔改訂新版〕 (上) (氷と炎の歌2) 王狼たちの戦旗〔改訂新版〕 (下) (氷と炎の歌2) 剣嵐の大地 (上) 〈氷と炎の歌 3〉(ハヤカワ文庫SF1876) 剣嵐の大地 (中)〈氷と炎の歌 3〉(ハヤカワ文庫SF1877) 剣嵐の大地 (下)〈氷と炎の歌 3〉(ハヤカワ文庫SF1878) 乱鴉の饗宴 (上) (ハヤカワ文庫SF) 乱鴉の饗宴 (下) (ハヤカワ文庫SF) 竜との舞踏 1 (氷と炎の歌 5)