野崎まど know

ほとんどの人々が義務化によって<電子葉>を移植し、超情報社会で生きる2081年日本・京都。情報庁官僚の御野・連レルは、かつての恩師でもあり、失踪した研究者であり、情報素子を開発した道終・常イチのコードの中に、隠されていた暗号を発見するる。その先にいたのは規格外の少女だった……。
近未来の京都だという理由で読んでみた。なんだろう、僕の中で情報のあり方を書いたベスト作品が冲方丁シュピーゲル』シリーズになっていて、ただただ喉の渇きを覚えるだけだった。面白そうと思う国内の新作SFはいっぱいあるけど、チャレンジに応じた理解度と満足度がなくて難しいな。

know (ハヤカワ文庫JA)

know (ハヤカワ文庫JA)