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ケイト・モートン 秘密

国民的女優ローレルが50年前に見た、母の衝動。田舎町に訪れた不審者をナイフで一突き。ローレルの証言で母は正当防衛になったが、男は直前に「やあ、ドロシー、久しぶりだね」と声をかけていた。死を目前にした寝たきりの母の過去とは。母の大切にした本から、母と親しそうな女友だちと写っていた……。
現在のローレルと、空爆止まぬ戦時下の母ドロシーを往復しながら紡がれる英国ミステリ。主人公たち、そしてたった1人の読者による小さな誤解が、もの凄く大きな物語になっていく。ドラマチックとは当にこのこと。昨年末に衝動的に購入したけど、実に良かった。間違いなく今年の話題作となるだろう。ああ、実に英国ミステリらしいトリックに大満足。
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