集合文化都市ウィーンの森にロシア衛星が落下。積まれていないはずの原子炉を巡り、7つのテロ組織が動き出す。しかし、ミリオポリス公安高機動隊MSSの特甲児童が狙撃され、さらにCIA特別捜査官の介入により要撃に遅れがでてしまう。様々な敵が暗躍する中、妖精たちは孤独な操作へと別れていく。
Kindle版がセールだったので再読。感想もほぼ再掲載。それぞれの中で消化し成長するわけではなく、外部からの刺激で育つMSS特甲児童のほうがヘビィかもしれない。しかし、『オイレン2』で事件のほぼ全貌がわかっているとはいえ、こちらMSS独自の味付けとなって、たまらない面白さだわ! 物語のスピード感、アナザー・エピソードを彷彿とさせる数々のネタといい、とても好きになってしまった1冊。
スプライトシュピーゲルII Seven Angels Coming (富士見ファンタジア文庫)
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