入道の変に巻き込まれた瑠璃姫は、帝となった鷹男の東宮からアプローチを受け続けて辟易としているのに、婚約者の高彬は積極性に欠けてガッカリ。もう嫌だと尼寺に駆け込んでみれば、実家が炎上してしまった。あの事件以来、瑠璃姫を狙う何者かがいる……?
今年は好きな作家だけど、なんとなく残していた『なんて素敵にジャパネスク』を読んでいこうと予定中。ストーリーも恋愛し過ぎず、陰謀あり、スリルありで満喫。まー楽しいだけかと思えば、終盤の感情のぶつけ合いに号泣。氷室冴子のこういった書き方に本当弱い。やだもー、素晴らしいじゃないですか。
- 作者: 氷室冴子,後藤星
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1999/04
- メディア: 文庫
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