黒木久勝 香木屋おりん 梅花の誓い

線香ほの香で人気を集める香木屋芳楽堂の一人娘おりん。美しくも男に負けない性格は難ありだが、商売への勤勉さと持ち前の優しさで、芳楽堂も安泰かと思われた。しかし大晦日の夜に賊に入られ、代々伝わる秘宝の伽羅が盗まれ、父も殺されてしまう。事件も追えず、商売もできなくなったおりん。しかし御家復興のために助けてくれる人々がいた。
字が大っきい! 岩波少年文庫かよ! 老いたくねえなあ。ともかく、香りの仕事をする先輩から借りて読んでみた。これ最近見たアニメと一緒で、時代小説版テンプレート・ライトノベルだ。素材も揃っているし、色々と伏線もあるしで、2時間で読み終えちゃうドラマに仕上がっている。

梅花の誓い-香木屋おりん(1) (双葉文庫)

梅花の誓い-香木屋おりん(1) (双葉文庫)