ジョン・ハート 終わりなき道

少女監禁犯の兄弟を多量の弾丸で射ち殺したとして、刑事のエリザベスは激しく批判されていた。元同僚の警官は、浮気相手を殺した罪から長年の服役を経て釈放された。それぞれの胸の内には、誰にも話せない秘密があった……。
前作『アイアン・ハウス』が傑作だったし、基本ジョン・ハートが好きなので読んだが……。登場人物たちの秘め事がジョン・ハートらしさではあるけど、あまりにもダラダラしすぎ。小山が見えたと思えばそれだけで、ほのぼのした草原の丘かよ。最後の50ページはめっちゃ面白いのに、正直残念。
終わりなき道 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

終わりなき道 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)