少女監禁犯の兄弟を多量の弾丸で射ち殺したとして、刑事のエリザベスは激しく批判されていた。元同僚の警官は、浮気相手を殺した罪から長年の服役を経て釈放された。それぞれの胸の内には、誰にも話せない秘密があった……。
前作『アイアン・ハウス』が傑作だったし、基本ジョン・ハートが好きなので読んだが……。登場人物たちの秘め事がジョン・ハートらしさではあるけど、あまりにもダラダラしすぎ。小山が見えたと思えばそれだけで、ほのぼのした草原の丘かよ。最後の50ページはめっちゃ面白いのに、正直残念。
- 作者: ジョンハート,東野さやか
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2016/08/05
- メディア: 新書
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