京極夏彦 姑獲鳥の夏

東京、雑司ヶ谷にある医院から奇妙な噂が聞こえてきた。そこには娘がおり、20ヶ月も身籠っているという。どの夫は密室の書斎から消えてしまったという。事件に関わってしまった文筆家・関口は、榎木津、京極堂に事件解決の協力を求める。この世に不思議なことなど何もない……。

妻の妊娠をきっかけにノベルス版で再読。これと森博嗣を読んでいなかったら、今の僕はなかっただろうなあ。と15歳からの20年がフラッシュバックして真っ青。いしいひさいちのパロディはしっかり覚えているのに、大筋は間違って覚えている始末。

文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)

文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)