ドン・ウィンズロウ ストリート・キッズ

1976年5月。8月の民主党全国大会で副大統領候補になる上院議員から、娘を探してほしいと依頼が入った。片手のないプロに探偵業を叩き込まれたニールは、ロンドンでの目撃情報を頼りに夜の世界を捜索するが……。
ニューヨーク! あぁ、ニューヨーク! いつかニューヨークに行ったときは、これを読もうと初読から思い続けて15年? えっ、嘘。そんなに? というぐらい好きで愛して何度も読み返してきた作品である(舞台の多くはイギリスなんだけどね)。探偵のハウトゥから、ボーイ・ミーツ・ガール、憎たらしい台詞に、どの舞台も合わせ技になって素晴らしい。

ストリート・キッズ (創元推理文庫)

ストリート・キッズ (創元推理文庫)