ドン・ウィンズロウ 仏陀の鏡への道

19977年、西海岸のサンフランシスコ。鶏糞を研究する化学者を探してニール・ケアリーは、返還前の香港、そして中国へと飛ぶ。
もしかして8年ぶりに再読。ニールの成長と活躍だけでなく、裏テーマでもある”成し得なかった歴史”が前作より格段にアップ。毛沢東を継承する、偉大なる広大な中国の奇想天外さといったら。しかし本当に難しい時代だったんだなぁ。シリーズ最長にして、ニール最大のピンチ。決まり金玉が懐かしくて最高!

仏陀の鏡への道 (創元推理文庫)

仏陀の鏡への道 (創元推理文庫)