倉狩聡 いぬの日

わたしの名前はヒメ。家族はわたしのことを犬という。でも犬ってなに? 家族から虐げられたペットのヒメは、流星群の夜に光る石を食べて、犬以上の知性を持ってしまった。人の言葉を話せるようになったヒメは、家族を支配しようとするが……。
わーい! 久しぶりに犬SF読もう! と思ったら、全然ハートフルじゃなくて驚いてしまった(角川ホラー文庫だと忘れていた自分にもビックリ)。前作「かにみそ」のこじんまりとした作風のほうがエグ可愛かったな。

いぬの日 (角川ホラー文庫)

いぬの日 (角川ホラー文庫)