2007年8月、賞味期限の改ざん、ずさんな生産ラインの告発。誰もが知っている北海道のお土産銘菓「白い恋人」の生産が止まった。あれから10年。35歳の若き社長が立て直しを振り返り、当時を知らない新たな世代へ、石屋製菓と北海道の未来を語りかける。
朝日新聞の書評欄で紹介されていたので読んでみた。めっちゃ白い恋人を食べたくなります
(六花亭派だけど)。ともかく、「奇跡」と冠が付いているけど、北海道の経済界によって計算ずくめです、ありがとう御座いました、という感じ。そりゃ1日80万枚以上焼いている生産量とブランドがストップで終わらなかったら、北海道はどうなっていたんだろう。大変綺麗に書かれているけど、それぐらい一大事だったことがよくわかる。
- 作者: 石水創
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2017/04/07
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (2件) を見る