アンデシュ・ルースルンド ベリエ・ヘルストレム ボックス21

リトアニア人娼婦のリディアは、売春斡旋業者から激しい暴行を受け病院へと搬送された。意識を取り戻した彼女は、何故か医師を人質に病院に立てこもった。偶然にも同院内で殺人事件を捜査していたグレーンス警部は、現場で指揮を執ることになる。
シリーズ1作目の『制裁』でも、どうしてこんな結末を用意した! と思ったけど、今作も劣らず全力の1発がマジで痛い。切れ味があるとか、鋭いとかではない。結末だけでなく、全体に漂う葛藤に、こんなミステリーを読まなきゃいけないのかと挫けそうになる。それでも面白いから読むのだけれど。

ボックス21 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ボックス21 (ハヤカワ・ミステリ文庫)