古橋秀之 百万光年のちょっと先

寝る前に聞かせてくれる、彼女が語る5分間の物語。その舞台は百万光年のちょっと先……。

古橋秀之、9年ぶりの新刊ってマジで? 今までのテイストが随所に散りばめられているので、古橋秀之が好きならもちろん楽しい。ショートSFからの興味で読んでも、もちろんいい。どんどんスケールが大きくなるホラ話が、古橋節で気持ちいいな。不愉快だとか、暗いとか、ネガティブな作品がないのもいいね。

百万光年のちょっと先 (JUMP j BOOKS)

百万光年のちょっと先 (JUMP j BOOKS)