ピーター・ラヴゼイ 単独捜査

熱血が仇となり、警察を辞職した元刑事ダイヤモンド。デパートの警備員として雇われたが、閉店後に日本人の少女が隠れていたことから、失職させられる。ダイヤモンドは自閉症と思われる少女のために、親探しに乗り出すことになった。妻には呆れかえられながら、ロンドン・ニューヨーク・横浜を駆ける元刑事の意地とは。

ダイヤモンド第2弾。前作の『最後の刑事』に比べてコミカルなトラベルミステリーになっている。正直、ラヴゼイ読みたくてこれだったら嫌だけど、馬鹿正直で必死なダイヤモンドが憎めない。評価は二分されて当然。でも最後が無駄に熱い、いい作品なんだよなな。

単独捜査 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

単独捜査 (ハヤカワ・ミステリ文庫)