ユダヤ人精神分析学者が、ナチス強制収容所での体験をつづる。人とは、生きることとは。収容する人、される人は何を考えていたのか。
「この世には、この1冊だけあればいいんです」と真顔で言われたので、流石にビビって読んでみた。歴史や時間、国などの背景に関係なく、極限の中で人はどうなっていくのかをイメージさせられる。なるほど、ロングセラーと言うためには、背景への理解が足りないと感じた。結局、もっと読書欲が増しただけだった。いい関連書籍があれば是非教えてください。
- 作者:ヴィクトール・E・フランクル
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 2002/11/06
- メディア: 単行本