佐久間裕美子 真面目にマリファナの話をしよう

2014年、コロラド州が全米で初めて嗜好目的のマリファナ使用を合法化した。これを機会に様々な企業がアイデアや投資に名乗りをあげた。連邦政府が悪とするマリファナは、どうしてビジネスとして認められるようになったのか。アメリカで市場化していく歴史を追う。

コロラド州出身のアメリカ人と話していて「頭痛がひどくて、マリファナキャンディーを舐めたんだけど」「それドラッグでしょ!」と驚いてしまった。医療用大麻があるなんて知らなかったので、勉強のために読んでみた。マリファナを巡る、政治・医科学・文化による開放と抑止の攻防が激しくあったことがよくわかる。タバコ・アルコールに続いて、州内のお財布事情をうるおすために解禁したとばかり思っていた。アメリカという精神的土壌と、ブラックマーケットとの戦い、鎮静剤オピオイド問題など、山積みの課題があるけれど、どう変わっていくかはニュース含め追っていきたい。

真面目にマリファナの話をしよう

真面目にマリファナの話をしよう