飯塚 訓 新装版 墜落現場 遺された人たち 御巣鷹山、日航機123便の真実

1985年8月12日、群馬県御巣鷹山日本航空123便が墜落した。死者520名、生存者4名。全遺体の身元確認にあたった著者が、その後の遺族や関係者を訪ねた。30年経っても振りおろせない拳。その中で生まれた交流。関わった人々がふり返り、出てきた言葉とは。

「新装版 墜落遺体 御巣鷹山日航123便」と間違えて読んでしまった。その続編で30年経った2015年を前に、遺族や自衛隊、警察に当時の様子を問う。最前線の現場だけでなく、二次的に関わった食堂や葬儀社の声が重い。両親がこの事故に三次的に関わっていて、お盆になると話しを聞かされていた。一度全貌を知りたかったので、いい機会になった。