この流れで古橋秀之『冬の巨人』を読む。軽っ! って短いからとか文章そのもののことではなくて、まじでジブリ映画を堪能した2時間のような、実に爽やか心が軽くなる読後感。短編でもなく長編でもなく、アニメ映画のために作られたような絶妙な中編であり、頭の中で動きまくるイラストもよいよい。古橋作品とイラストレーターの相性はいつも満点だなあ。タツモリ家の続編でないかなあ。再読しようかしら。
- 作者: 古橋秀之,藤城陽
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2007/04/10
- メディア: 単行本
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